29日リポート

●4月29日十勝岳に向けて旭岳出発！ PM 9:00　晴天

大雪白樺荘さん3日間お世話になりました。
旭岳の残雪を惜しみつつ、次は十勝岳近郊の温泉探索へと向かうことに・・・
ターゲットは、TVドラマ「北の国から」に出演していたあの宮沢りえもロケで入浴したという吹上温泉露天の湯。
今度は正真正銘源泉100％の湯だ！
さあ！Let's Go！

今日で3日連続の快天！
旭岳～美瑛を経て国道237号より道道「吹上上富良野線」に入る。
噴煙を上げる十勝岳が大変美しく望めた！

●吹上温泉到着！AM10:00

約1時間で現着！
標高1,200m地点にある為、まだまだ残雪に覆われていた。
駐車場（左下写真）から約100mくらい奥に行ったところに露天風呂があるんです。
ちなみに去年の夏、ここからユウちゃんはマウンテンバイクで美瑛まで霧雨の中、ダウンヒルに挑戦したスタート地点なのです。

●賑わう露天風呂！

歩くこと1分、見えてきました。
相変わらずココは休日ともなればイモ洗い状態！
大勢の人で賑わっています。
お湯の色に注目して下さい。
間近でみると湯は無色透明なのですが、エメラルドグリーンに見えるでしょう？
不思議な湯です。

●岩肌から染み出す源泉！

露天風呂のすぐ頭上にある岩肌から温泉が染み出しています。
本当の自然噴出！
そのちょっとたまり湯に手を入れて見ると丁度良い42度の湯温でした。
初めて来たきさちゃんもビックリ！
ここは、明治30年に旭川近文に住む丸谷捨吉が発見し、その後明治末に中川三郎が温泉を建て経営を開始したが、大正12年に上富良野在住の医師、飛沢清治が経営を譲り受けた。
しかし、その後昭和7年には当時の村長、吉田貞次郎が社長に就任して100名余りの株主による吹上温泉（株）に変わり、昭和18年頃に会社が解散、温泉廃業になるまで全国にも知られる「吹上温泉」として湯治や登山、山スキーに来られた多くの客で賑わったそうです。

温泉廃業後も湯船はそのまま残り、露天の湯として登山客などに利用されていましたが、いつのまにか放置状態となってしまった。
しかし、昭和末から平成にかけて秘湯・露天ブームと昭和63年の十勝岳噴火による湯音上昇によって、愛好者が隠れた秘湯として再び利用するようになり、上富良野町が整備事業の一部として温泉施設を復旧させて現在の「吹上露天の湯」に至ったのです。
何とも複雑な歴史だぁ～！

●ワカちゃんご入浴！

そんなことも知らずに入浴するワカちゃん！
たぶん、このリポートを読んで初めて知ることでしょう。
ちなみにパラダイススタッフの中で一番の長風呂！
おまけに熱い湯が好きなんです。
ここの湯結構熱いんです。
夏場は44度くらいまであり、沢の水をホースで入れているのだが、追いつかない状態。
写真をよく見て下さい。
湯船にガッツリ浸かっている人って意外と少ないのがわかるでしょう。
それでもワカちゃんは、「撤収」と声を掛けるまでず～っと浸かっておりました。
さて、次は道内で最も高所にある温泉へ。

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