第10回北海道キャンピングカーフェスティバル 月寒グリーンドーム

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●キャンピングトレーラー
キャンピングトレーラーは、普段乗っている車で牽引ができ、エンジン等の自走機能が付いていない分、価格も200万円代からとお手頃なのが魅力です。
車両重量が750kg以下であれば牽引免許が必要ないこと、キャンプ設営後の移動が簡単なことから人気がどんどん広がっています。
そんなわけで、トレーラー各種メーカーの北海道総代理店であるライズ産業(株)さんのブース(左、右上写真)は、常時たくさんのお客様で賑わっていました。

ライズ産業(株)
畑端社長(左)
人気の「Hobby」やキャンピングトレーラー界の憧れである「AIRSTREAM」をはじめ、全部で7台のキャンピングトレーラーを展示。
老若男女を問わず、実際に中に入って居心地を確かめる人が絶えませんでした。
それでは、各メーカーのトレーラーを見ていくことにしましょう。
まずは、世界一の生産台数を誇る、ドイツ ホビー社の「Prestige 610UL」(左写真)。
伝統的かつモダンなデザインから生まれる落ち着いた雰囲気が魅力の「Prestige 610UL」は、収納スペースの上部に新しく間接照明を付け(右下写真上)、さらに美しいラインが強調される形にモデルチェンジして登場。
シングルベッドの間を埋めてフラットな状態にすることで、ダブルベッドとしても活用(右写真下)できるような設備もプラスされ、ますます使い勝手が良くなりました。
小さな子供がいるときはダブルベッドに、子供が成長して夫婦二人で出掛けるようになってからはシングルベッドに、と長く付き合える一台です。
また、トレーラー内の照明などを一括で管理する【集中コントロールスイッチ】(左写真右)と、リビングルームからもベッドルームからもテレビが見られる【回転式テレビ台】(左上写真左)が、ホビー社の新しいタイプ全てに完備されました。
ホビー社のトレーラーは、この他に大きさの違うタイプ3台が展示されており、200万円代からという価格の割に内装や構造がしっかりしていると、お客様からの評価も高いそうです。
続いては、ヨーロッパの最大グループ、ドイツ ハイマー社の「Moving 540FB」(右写真)。
トレーラー内は、僅かな空間までを巧みにレイアウトして、豊富な収納スペースを確保し、広い居住空間を生み出していました。
この2007年モデルからはオプションで、側面にシルバー鏡面仕上げをすることが可能。
光をキラキラと反射させて、夏の北海道を走ってみてはいかがですか?
次は、フランス最大トリガノグループの一社であるキャラベルエアー社の「ANTARES LUXE 426」(左写真)。
ボディをストレートなラインにモデルチェンジしての登場です。
こちらのトレーラーは、基本の設備を全て装備し、お値段も200万円代からということで、オートキャンパー入門者やファミリー層に大変人気があります。
広々としたトレーラー内に取り付けられた、ソファやベッドの生地は3種類ある中から選ぶことができるようになっています。
次は、アメリカ エアストリーム社の究極のトレーラーをご紹介します。
エアストリーム社創業75周年を記念してラインナップに加わったスペシャルエディションシリーズが、今年も会場にお目見え。
眩いばかりの輝きでひときわ目を引く美しいボディ「Safari 25'SS SPECIAL EDITION」(右写真)が、威風堂々と存在感たっぷりに展示されていました。
価格は、もちろん1,000万円を超えます。
お手頃価格とは言えませんが、トレーラーファンなら誰もが一度は憧れる一台。
乗ってみたい、中を見てみたいと思うのは、当然の欲求でしょう。
気付くと乗降口に行列ができていました(左写真)。
機能的でありながら、洗練された車内。
使う人の立場に立った工夫や改良が細部にまで施されているのが分かります。
ゆったりとした空間、たっぷりの収納、抜群の走行安定性…どこをとっても問題が見当たりません。
銀色に輝く巨体を目の当たりにし、“コレを牽いて走って旅をしてみたい”と、思った方が何人いたことでしょう。
まさにキャンピングトレーラー界の最高傑作と言っても過言ではないと思います。
最後に、ハイエース(?)をご紹介しましょう。
リンエイプロダクトの「ワイドバカンチェス ライル」(左写真)は、TOYOTAのハイエースを改造して、キャンピングカーとして登録ができるワゴンです。
シートを全て倒してフラットな状態にすることで広いベッドルームが完成したり、シートを部分的に取り外すことで大きな荷物が積めるスペースが誕生したり、と人数や目的に合わせていろいろなスペースを作れるのが最大の魅力です。
お気軽な小旅行をするもよし、こちらのハイエースでトレーラーを牽くもよし、自家用車にするもよし、使い方はお客様次第といったところでしょうか。
実にマルチな一台といえます。
この他にもう一台「スーパーロングバカンチェス フロンティア」というのも展示されていました。
なんでも、全部で100パターン程の組み合わせがあるのだとか。
お客様の用途に合わせて、車内空間をカスタマイズできるようです。
次ページでは、特設キャンプサイトで行われた楽しいキャンプの様子をご紹介します。
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