■海の道は、花の道でした

海の道は花の道でした、というのはワッカネイチャーセンターに貼ってあったポスターのキャッチフレーズ。
まさにそのとおり!
しかし、この美しいお花畑の中を快適にサイクリングできるのも常呂町住民の自然保護運動があってのこと。
原生花園を通る道路は本来車が通れるだけの道路であるのに、原生花園を守るために登呂町では全長23.8kmの町道を車乗り入れ禁止にしている。
この道路を車乗り入れ禁止にするということは、毎年、国からもらえる交付税3700万円を返上するとういうこと。
それでも、登呂町では自然保護を優先しているのだ。

■いろんな花が咲いています 


オホーツク海とサロマ湖に挟まれた砂州に、幅200〜700メートル、長さ約20kmにわたって続くお花畑。
面積は国内最大規模。その一帯に、森林や草原、砂丘、さらには湿地などが混在していて、帰化植物を含めると300種類を超える草花があるそうです。

■サロマ湖第二湖口

サロマ湖では、ホタテ、カキ、エビなどが漁獲されていて、中でもホタテを中心とする養殖漁業が盛んです。
水質の悪化を防ぐために、人工的に海と湖をつなぐ湖口が作られました。
こうして海水を取り入れているのだから、サロマ湖の水がとってもショッパイのも納得です。

■釣り

あまりやったことはないのですが暇ができたら釣りにも行きたいなと思っています。
第二湖口の付近には釣り人がたくさんいて、なんだかうまそーな魚を釣っていました。
それと帰りのヒッチハイクでお世話になった人の中に、サロマ湖に釣りに来たという人がいました。
サロマ湖では結構魚が釣れるみたいです。

■花の聖水 ワッカの水

ワッカとはもともとアイヌ語で{ワッカ・オ・イ}={水・が・あるところ}の意。
砂嘴(さし)の中ほどに真水が湧く沼のあることに由来します。
それにしても不思議です。
オホーツクの海水とサロマ湖のショッパイ水の間にあって、ちょっぴり甘い真水が湧くのです。
この真水こそが、一面、花咲く、ワッカ原生花園の源なのです。
ここまできたら是非ノドをうるおしてください。
■ホタテ弁当 500円
お昼ごはんはワッカネイチャーでホタテ弁当を食べました。
観光地のお弁当と言うのは得てしてあまりおいしくないものなので、実はあんまり期待していなかったのですが、これがどうしたことかとってもうまい!
一口食べてからこれはリポートすべきと思ったのでこの写真のお弁当は食いかけなのです。
冷たいお茶のサービスも暑かったので嬉しかった。
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