*3/25 移動 雪 風強し
高気圧が張し、午後には晴れるのではないかという予想だったので、「今日中にピパイロ岳まで行けたら良いね」という話になり、朝、5:25に出発。
いくら晴れるだろうという予想であっても、朝のうちの天気は雪および風でひどいもの。
がんばって歩いてはいたのだが、標高1696mのポコ手前で限界を感じ、簡易テントを張って天気が回復するまで時間待ちをしました。
風になびかれる簡易テントの中では、お茶を沸かしたり、地図を見て、現在地の確認をしたり(右写真)していました。
2時間ほどまってようやくなんとか歩ける程度に落ち着いてきたので再出発。
結局時間が足りなくなり、結局、ピパイロ岳までは行けず。
まあ、しかたない。
左の写真は、この日の雪洞を掘った場所のすぐ近くで、今日は行けなかったピパイロ岳をバックに撮ったもの。
左の方が少し切れていて分かりにくくなってしまいました。
*3/26 1940峰
視界∞。限りなく景色は良いのだが、一日中すごい風が吹いていた。もしもこんな風が街で吹いたならブラウン管の向こうでニュースキャスターがひっきりなしにしゃべり続けるだろう。まるで僕が誰かの凧になってしまったような一日だった。
風自体を写真に撮ることができなくて、みなさんにどれくらい強い風だったかを画像を用いてリポートできないのが残念です。
1940峰、本当の標高は1967m。
詳しくは知らないが、標高を測りなおしたら、高さが変わっていたというやつだろう。
本によっては1967峰としているものもあるようです。
ちなみに1940峰は日高山脈で3番目に高い山。
余談ですが測量というのは誤差がでるもので、富士山の高さを3776mに保つのに測りなおすたびに国土地理院の方は四苦八苦するそうです。
まだまだずっと南に続く日高山脈。
世の登山家には、南北に長くこの日高山脈をすべて登ったことがある人がたくさんいる。
カッコイイなあ
山登り1年生の僕などまだ数えるほどしか登ったことがない。。
チロロ岳アタックの日に歩いたコースが全部見えた。右の写真の高いところをずっと歩いたのだ。
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